Minecraft JE版で遊ぶなら誰もが憧れるであろう『影MOD』。実況者の方が影MODを導入して、素敵な建築を行っているところを見た時なんかとくに憧れますよね。
しかし、マイクラ初心者には影Modの導入は結構ハードルが高かったり…。影MOD導入に苦戦したという話をよく耳にします。

私も初めての時は苦戦しました…。
そこで当記事では、影Modとはどういったものなのかという説明と、導入方法について解説していきます。
マイクラ初心者にも分かりやすいように、画像を使いながら丁寧に解説していきます!
※Shader Packs導入の解説例には「SEUS」を使用していますが、その他Shader Packsに関しても導入方法は同じです。その他Shader Packsの導入方法を詳しく知りたい等がありましたら、当記事にコメントしてください(コメント欄は記事最下部)。すぐに対応することはできないかもしれませんが、可能な限り対応いたします。
影MOD SEUSを導入するとこのような見た目になります。
影MODとは
影MODとは、デフォルト(バニラ)のマイクラに陰影処理を加えるシェーダーを追加して、画面を鮮やかでリアルな表示に変えるMODです。
MODであるため、MINECRAFT公式より提供されている機能ではありません。
影MODを導入することで、味気ない見た目の建築が画面映えするようになったり、空や水がリアルになります。
本来「影MOD」という言葉の意味には、「Shaders MOD」と「Shader Packs」が含まれます。MINECRAFT(バニラ)にShaders MODを導入することで、Shader Packsの導入に必要な環境が整います。この二つを導入することで、影MODを入れたMINECRAFTで遊べるようになります。
影MOD導入の流れ
MINECRAFTに影MODを導入する流れは以下のようになります。
この流れで大事な箇所は作業2、3です。ここは必ず行ってください。一方、作業1の「前提MODの導入」ですが、影MODを直接バニラに導入することを考えている方は飛ばしていただいて構いません。
※上記リンクよりそれぞれの作業にジャンプできます。
※前提MOD(MinecraftForge・FabricAPI)のバージョンと軽量化&Shaders MOD OptiFineのバージョンは揃えてください。当サイトは基本1.14.4を例に解説していますが、どのバージョンでも導入方法は一緒です。
※基本的にどのShader Packsでも、導入の流れは同じです。
前提MOD(MinecraftForge・Fabric&FabricAPI)の導入
ここでは二種類の前提MODについて解説していきます。影MODを直接バニラに導入する予定の方は飛ばしていただいて大丈夫です。
ただ、おすすめは前提MODを挟んだ上での影MOD導入です。特に、影MOD以外のMODも導入する場合は、Forge・Fabric等の前提MODを挟んでおくことで管理等がしやすくなります。
「Minecraft Forge」「Fabric&Fabric API」とは、またこれらの違いとは
「Minecraft Forge」「Fabric&Fabric API」は代表的な前提MODです。
これらの前提MODは、導入しているMODを一元管理するためのものです。MODを複数導入する際などに、MODの追加削除を行いやすくするため、多くのマイクラユーザーはこれを利用しています。
もともと「Minecraft Forge」が広く使われていたのですが、ここ数年で「Fabric&Fabric API」が出てきました。「Minecraft Forge」と「Fabric&Fabric API」の違いは製作者が異なることや、管理できる(使用できる)MODが異なることなどがあります。
また「Minecraft Forge」と「Fabric&Fabric API」は共存できない(同時に使えない)といわれているため、MINECRAFTに追加したいMODに対応している前提MODはどれか、自ら調べ導入する必要があります。どの前提MODが必要かは、それぞれのMODの配布サイトに書かれています。
前提MOD「Minecraft Forge」の導入方法
Minecraft Forgeの導入方法については、過去こちらの記事にまとめています。よろしければご利用ください。
前提MOD「Fabric」の導入方法
FabricとFabric APIの導入方法については、過去こちらの記事にまとめています。よろしければご利用ください。
影MOD(軽量化&Shaders MOD OptiFine)の導入方法
ここではOptiFineについて解説していきます。この作業はとても重要なので必ず行ってください。
軽量化&Shaders MOD OptiFineとは
軽量化&Shaders MOD OptiFineとは、パソコンのスペックが問題でMinecraftの動作が重い場合に、描画処理に様々な設定を追加することでプレイ中のパフォーマンスを向上させるものです。導入するだけでパフォーマンス向上に効果があります。
Minecraft1.7.10以降のOptifineにはShaders Modの機能が追加され、Shader Packが利用可能となっています。最近ではこれら以外の機能も付属しているため、一部のリソースパックではOptiFineの導入が必須のものもあります。
ただし、OptiFineの性質上、描画処理に影響を与える同系統のMODとは高確率で競合を起こすといわれています。
またMinecraft1.710未満のバージョンに影MODを導入したい場合は、OptiFineとは別に「Shaders MOD」を導入してください。
OptiFineの導入方法
OptiFineの導入方法については、過去こちらの記事にまとめています。よろしければご利用ください。
影MOD(Shader Packs SEUS)の導入方法
ここではShader Packs SEUSについて解説していきます。この作業はとても重要なので必ず行ってください。また、この作業はOptiFineの導入後に行ってください。
前述しましたがSEUS以外のShader Packsの導入方法について知りたいという方がおられましたら、コメント等にてご質問ください。可能な限り対応いたします。
また、今後当サイトではSEUS以外の影MODの導入についても記事にしていく予定ですので、よろしければブックマーク等ご利用いただけたらと思います。
Shader Packsとは
Shader Packsとは、影MODと呼ばれているものです。Shaders MODによって整えられた環境にShader Packsを導入することで、様々な陰影処理を行うことができます。
また、Shader Packsはとても種類が多く、メジャーなものでいうとSEUSやBSLなどがあります。
Shader Packs毎に異なる表現をしてくれるため、マイクラに慣れてきたら自分の好みを探してみると良いと思います。Shader Packsを探す際はこちらのサイトを参考にするとよいかと思います。
今回は特に有名なSEUSを例に影MODの導入方法を説明していきます。
影MOD SEUSのダウンロード
Shader PacksであるSEUSのダウンロードを行っていきます。SEUSの配布場所へは以下のリンクボタンより飛べます。
配布サイトに移動したらページを下へスクロールして、以下の画像に示すようなリンクを探してください。

リンク上に「LATEST」と書かれているものが最新のバージョンです。古いバージョンをお求めの場合は、さらに下の「OLDER VERSIONS」にあるリンクをご利用ください。基本的には最新のもので大丈夫です。
続いてリンク(SEUS Renewed 1.0.0(DOWNLOAD))をクリックしてダウンロード用サイトに移ります。
リンクをクリックしてページをスクロールすると、以下の画像のようなものが見つかると思います。見つけたら「DOWNLOAD」をクリック。

稀にページがnot foundになっているようです。上画像のような「DOWNLOAD」リンクが見つからない場合は、not foundのページ右上にある「SEUS」をクリックしてください。すると画面が切り替わり、ページをスクロールすれば「DOWNLOAD」リンクが見つかると思います。


「DOWNLOAD」をクリックすると規約同意画面が表示されます。規約に同意できれば「チェックボックス」にチェックを入れて再び「DOWNLOAD」をクリックしてください。するとダウンロードが開始されます。サイズが大きいので人によってはダウンロードに時間を要すかもしれません。

ダウンロードが完了するとブラウザ左下に「SEUS-Renewed-v~.zip」という名称のZIPファイルがあると思います。そのファイルは、一先ずデスクトップなどのわかりやすい場所にドラッグ&ドロップ等で置いておいてください。
影MOD SEUSのインストール
ここでの解説は、OptiFineとSEUSを「バニラに直接導入したい方」「Forgeを挟み導入したい方」「Fabricを挟み導入したい方」で若干異なります。
※タブ切り替えでそれぞれの解説が見れます。
※こちらは「バニラに導入する方」向けの解説です。
先程ダウンロードしたShader PacksをMINECRAFTにインストールします。まずはMINECRAFTを起動しましょう。起動したら先程導入したOptiFineのプロファイルを選択し「プレイ」をクリック。

ゲーム画面にて「設定」→「ビデオ設定」→「シェーダーの詳細設定」の順にクリック。



シェーダーの詳細設定を開いたら、画面左下にある「シェーダーフォルダー」をクリック。

すると「shaderpacks」のフォルダが開かれるので、先程ダウンロードしてデスクトップ等に置いてある「SEUS-Renewed-v~.zip」ファイルをドラッグ&ドロップしてください。

これでShader Packsのインストールは完了です。
Shader Packs SEUSをMINECRAFTに適応させる
これまでの作業で影MODの導入は完了したのですが、最後にSEUSをMINECRAFTに適応させる必要があります。
先程「shaderpacks」フォルダを開いた際の画面に戻り、画面左側に「SEUS-Renewed-v~.zip」が表示されていることが確認出来たら、それ(画像赤枠内)を左クリックしてください。

パソコンのスペックによっては読み込みに時間を要します。
読み込みが完了しましたら設定画面を閉じて(「完了」をひたすらクリック)、マイクラをプレイしてみてください。SEUSの影MODが機能しているはずです。

最後に
この記事では影MODについて、導入方法も含め解説してみました。
この記事ではSEUSを例に紹介しましたが、今後これ以外のShader Packsについても記事を書いていく予定ですので、また何か疑問がございましたら当サイトにお越しいただければと思います。
この記事で疑問が解消されていれば幸いです。
それではまた次回の記事で。